仕様｜高精密位置決めテーブルTX｜MECHATRONICS専用サイト

特長
仕様
寸法図
- TX120M
- TX220M
- TX320M
- TX420M
- CTX120M
- CTX220M
呼び番号

精度

TXの各仕様の精度を下表に示します。

精度

単位 mm

形式と大きさ		ストローク長さ		繰返し位置決め精度	位置決め精度	ロストモーション(1)	テーブル運動の平行度A	姿勢精度(2) 秒	垂直真直度水平真直度	XY運動の直角度
形式と大きさ		X軸	Y軸	繰返し位置決め精度	位置決め精度	ロストモーション(1)	テーブル運動の平行度A	姿勢精度(2) 秒	垂直真直度水平真直度	XY運動の直角度
単軸仕様	TX120M	100		±0.0005 (±0.001)	0.003 (0.006)	0.001	0.005	5	0.003	－
		150			0.003 (0.006)		0.005	5	0.003
		200			0.004 (0.008)		0.006	6	0.004
		250
		300
	TX220M	150		±0.0005 (±0.001)	0.003 (0.006)	0.001	0.005	5	0.003	－
		200			0.004 (0.008)		0.006	6	0.004
		250
		300
		400			0.005 (0.013)		0.007	7	0.005
	TX320M	300		±0.0005 (±0.001)	0.004 (0.008)	0.001	0.006	6	0.004	－
		400			0.005 (0.013)		0.007	7	0.005
		500			0.005 (0.013)		0.007	7	0.005
	TX420M	500		±0.0005 (±0.001)	0.005 (0.013)	0.001	0.007	7	0.005	－
		600			0.006 (0.016)		0.008	8	0.006
		800			0.008 (0.020)		0.009	9	0.008
二軸仕様	CTX120M	100	100	±0.0005 (±0.001)	0.005 (0.007)	0.001	0.008	8	0.005	0.005
		200	100		0.005 (0.010)					0.010
		200	200
		300	200
	CTX220M	200	200	±0.0005 (0.001)	0.006 (0.010)	0.001	0.009	9	0.006	0.005
		300	200							0.010
		300	300
		400	300		0.008 (0.010)		0.011	11	0.008

注(1)	リニアエンコーダなしの時はバックラッシの値を示します。
注(2)	ピッチング及びヨーイングを示します。
備考	（　）内はリニアエンコーダなしの時の値を示します。

最高速度

TXの各仕様の最高速度を下表に示します。最高速度を超える速度での使用をご検討の場合はIKOまでお問い合わせください。

　㈱安川電機製モータ使用時の最高速度（インクリメンタル型リニアエンコーダ付きの場合）

リニアエンコーダの指定	分解能 μm/pulse	最高速度　mm/s		リニアエンコーダ	シリアル変換ユニット(1)
リニアエンコーダの指定	分解能 μm/pulse	リード 5mm	リード 10mm	リニアエンコーダ	シリアル変換ユニット(1)
SA000	0.0156	62.5	62.5	ハイデンハイン㈱製 LIF181R	㈱安川電機製 JZDP-H003-000
	0.0312	125	125
	0.0625	250(224)	250(224)
	0.125		500(448)
	0.250
	0.500
SC000	0.0781	250(224)	312.5	レニショー㈱製 TONiC	㈱安川電機製 JZDP-H005-000
	0.156		500(448)
	0.312
	0.625
	1.25
	2.5

注(1)	シリアル変換ユニットが付属します。
備考	（　）内の値はTX320M及びTX420Mに適用します。実際の最高速度は負荷条件などに応じて変わります。最高速度を変更する場合はドライバの電子ギア設定により分解能を変更してください。

三菱電機㈱製・パナソニック㈱製モータ使用時の最高速度（インクリメンタル型リニアエンコーダ付きの場合）

リニアエンコーダの指定	分解能 μm/pulse	最高速度　mm/s		リニアエンコーダ	リニアエンコーダ信号変換ユニット(1)
リニアエンコーダの指定	分解能 μm/pulse	リード 5mm	リード 10mm	リニアエンコーダ	リニアエンコーダ信号変換ユニット(1)
SB010	0.01	40(2)	40(2)	ハイデンハイン㈱製 LIF181R	ハイデンハイン㈱製 IBV3271 100F(2)
SB020	0.02	80(2)	80(2)		ハイデンハイン㈱製 IBV3271 50F(1)
SB040	0.04	160(2)	160(2)		ハイデンハイン㈱製 IBV3271 25F(1)
SB050	0.05	200(2)	200(2)		ハイデンハイン㈱製 IBV3271 20F(1)
SB100	0.1	250(224)	400(2)		ハイデンハイン㈱製 IBV3171 10F(1)
SB200	0.2	250(224)	500(448)		ハイデンハイン㈱製 IBV3171 5F(1)
SD010	0.01	40	40	レニショー㈱製 VIONiC	－
SD020	0.02	80	80
SD040	0.04	160	160
SD050	0.05	200	200
SD100	0.1	250(224)	400
SD200	0.2	250(224)	500(448)

注(1)	分解能に対応するリニアエンコーダ信号変換ユニット（ハイデンハイン㈱製）が付属します。
注(2)	リニアエンコーダ信号変換ユニットの最高応答周波数の許容値が±5％のため、最高速度が5％低下する場合があります。
備考	（　）内の値はTX320M及びTX420Mに適用します。実際の最高速度は負荷条件などに応じて変わります。付属のリニアエンコーダ信号変換ユニットは、分解能ごとに形番が設定されているため、分解能の変更はできません。

㈱安川電機製・三菱電機㈱製・パナソニック㈱製モータ使用時の最高速度（アブソリュート型リニアエンコーダ付きの場合）

リニアエンコーダの指定	分解能 μm/pulse	最高速度　mm/s		リニアエンコーダ	リニアエンコーダ信号変換ユニット
リニアエンコーダの指定	分解能 μm/pulse	リード 5mm	リード 10mm	リニアエンコーダ	リニアエンコーダ信号変換ユニット
SE050	0.05	250(224)	500(448)	レニショー㈱製 RESOLUTE	－
SF050	0.05	250(224)	500(448)
SG050	0.05	250(224)	500(448)

備考	（　）内の値はTX320M及びTX420Mに適用します。実際の最高速度は負荷条件などに応じて変わります。付属のリニアエンコーダ信号変換ユニットは、分解能ごとに形番が設定されているため、分解能の変更はできません。

リニアエンコーダなしの場合の最高速度

モータの種類	形式と大きさ	最高速度　mm/s
モータの種類	形式と大きさ	リード 5mm	リード 10mm
ACサーボモータ	TX120M	250	500
	TX220M	250	500
	TX320M	224	448
	TX420M	224	448
ステッピングモータ	TX120M	150	300
	TX220M
	TX320M

備考	二軸仕様のテーブルは、各軸とも単軸仕様のテーブルと同一です。

最大搭載質量 ?

TXの各仕様の最大搭載質量を下表に示します。最大搭載質量を超える負荷条件での使用をご検討の場合はIKOまでお問い合わせください。

最大搭載質量 ?

形式と大きさ	ボールねじのリード mm	搭載質量の位置 mm	最大搭載質量　Kg
		搭載質量の位置 mm	長さ寸法　L 水平方向				長さ寸法　L 垂直方向
		高さ寸法　H	0	100	200	300	0	100	200	300
TX120M	5	0	254	97	57	40	28	28	28	28
		100	254	96	57	40	28	28	28	28
		200	254	95	56	40	28	28	28	28
		300	233	92	56	40	28	28	28	26
	10	0	154	76	44	31	28	28	28	28
		100	154	74	44	31	28	28	28	27
		200	154	70	43	31	28	28	28	24
		300	129	65	41	30	28	26	23	20
TX220M	5	0	382	263	167	123	30	30	30	30
		100	382	261	167	122	30	30	30	30
		200	382	258	166	122	30	30	30	30
		300	382	254	165	122	30	30	30	30
	10	0	187	187	131	96	29	29	29	29
		100	187	187	130	95	29	29	29	29
		200	187	187	127	94	29	29	29	29
		300	187	183	124	93	29	29	29	29
TX320M	5	0	536	536	536	473	27	27	27	27
		100	536	536	536	472	27	27	27	27
		200	536	536	536	471	27	27	27	27
		300	536	536	536	469	27	27	27	27
	10	0	254	254	254	254	25	25	25	25
		100	254	254	254	254	25	25	25	25
		200	254	254	254	254	25	25	25	25
		300	254	254	254	254	25	25	25	25
TX420M	5	0	519	519	519	519	10	10	10	10
		100	519	519	519	519	10	10	10	10
		200	519	519	519	519	10	10	10	10
		300	519	519	519	519	10	10	10	10
	10	0	237	237	237	237	8	8	8	8
		100	237	237	237	237	8	8	8	8
		200	237	237	237	237	8	8	8	8
		300	237	237	237	237	8	8	8	8

備考	最大搭載質量は、モータ回転数3000min-1、加減速時間0.2sで連続運転した時に直動案内機器、ボールねじまたはベアリングの定格寿命が18000時間になる質量、および直動案内機器の基本静定格荷重を基準に算出した質量を考慮した値です。

製品に関するお問い合わせ

掲載されている製品以外にも、お客様のご要望に合わせた特別仕様品の開発もいたします。まずはお気軽にお問い合わせください。

TX特長

IKO高精密位置決めテーブルTXは、高精度・高剛性で高い実績のあるIKO精密位置決めテーブルLHをベースに、円筒ころ（ローラ）を転動体に使用し直動案内機器では最高レベルの走行性能を持つIKOリニアローラウェイスーパーXを組み込み、フルクローズドループ制御により極めて高い精度を実現した位置決めテーブルです。今まで転がり案内を使用できなかった、高い精度が要求される位置決め用途に最適です。